活動報告

2024.02.11

学生によるインタビュー活動

学生によるインタビュー活動

2024年2月8日
立命館大学のインターン生により、大阪大学の学生が運営する「次世代型ビジネスサークルzerO-One」の代表を務める小泉様にインタビューを実施いたしました。

◯「次世代型ビジネスサークルzerO-One」について
コロナ禍である2021年1月、当時1回生であった4人の阪大生によって創設された起業サークルです。もうすぐ創設から4年目に入り、活動内容は創設以降毎年変化しています。
現在は1回生中心の合計17名のメンバーが所属し、「自らの志を作り、その志に向かって実際に行動していく人を増やす」取り組みを実践されています。
小泉様は、1回生の5月にビジネスコンテストに参加し、受験とは違う答えがない世界で新たな道を探っていくことに面白さを見出されたそうです。そして、当時大阪大学には学生が主体となった起業部がなかったため、「だったら自分たちが作ろう」という経緯で団体運営をスタートされました。

◯創立〜2022年度の活動内容
創設直後、ビジネスコンテストに出場経験のあるメンバーを中心にアイデアを社会実装するために石橋商店街とのコラボを実現をされました。2回生以降は、創立メンバーそれぞれが、それぞれの場所で違う活動を行い、そこでできたご縁を元に様々な方と繋がっていかれたそうです。
2022年には「NextBees」という商品企画プロジェクトを発足し、チーム別で学園祭に向けて商品化を実現・成功されました。しかし、活動をする中で「なぜやるか」を時間をかけて育む必要があると感じ、2023年度には活動内容をアップデートされています。

◯2023年度の活動内容
<前期>
「志を作り、育む」
2023年度は、個人の「志」という点に重きを置かれて活動されています。前期では、1回生を中心に今まで生きてきた過去のことを振り返り、自身の価値観を知り、自己理解を深める時間を取られました。先輩メンバーが伴走しながら、メンバー自らが個人の志を立て、育むことを目標にされています。
その際、自分の内側だけを見ていてもわからない点が多いため、自分とは違う他者との交流の機会を積極的に作るよう心掛けられていたそうです。

<後期>
「自らの立てた志に向かって、個々人が走る」
団体で何かをするというよりかは、個人が成し遂げたいことに向かって実際に行動に移す期間とされています。例えば、健康になることを食で解決したいメンバーは、食の開発系のインターンに応募し、教育に興味があるメンバーは、自身で塾を始める準備として塾でのお手伝いなどを始められたそうです。

◯団体としての今後の展望
「志を見つけ、育てる『志塾(しじゅく)」となる」
創設当初は起業を1つのゴールとして捉え、起業するために志が必要であるという位置付けでした。しかし、活動を進めていくうちに、志から起業ではないものに進んでいく選択肢もあり、「起業が目的ではなく、個人の志を育む団体にする」必要性を感じられました。
そこで、今後は2023年度の方針と同様、志をベースに活動を行い、個人のやりたいことを実現できるような取り組みをしたいと語っていただきました。
「何を伝えるか」ではなく「誰が伝えるか」という関係性を大事にすること、
そして、小泉様たちが団体をより良くしていこうと考え行動されている熱い姿がインタビューを通して伝わってきました。
小泉様、インタビューにご協力いただき誠にありがとうございました。

■次世代型ビジネスサークルzerO-One 公式SNSアカウント
X:@ZeroOnefrom0to1
Instagram:@zero_one.0ffiicia1